栗山丈のミニさんぽ 25 戸越銀座
〜身近なおすすめスポット 25 戸越銀座 〜
実家に近々帰ろうと思っていて、おみやげは何にしようか考えていたところ、今回、戸越銀座商店街に行くことを思い立ちました。
何か珍しいものでもあれば、買ってみようかという軽いノリです。
なければないで、商店街の雰囲気を味わうだけでもという感覚。

戸越銀座商店街は全長約1.3kmに及ぶ有数の商店街だそうで、400店もの店舗が軒を連ねています(戸越銀座商店街Web siteより)。
この商店街をくまなく効率的に回るには、池上線戸越銀座駅下車でも良いのですが、少しおさんぽ気分で、目黒線の武蔵小山駅から武蔵小山商店街パルム(アーケード)を楽しんで、そのあとに行かれることをおすすめします。
全長500mほどの長さがあり、食事もできますし、買物もなんでも揃うほど多様な店が軒を連ねています。
武蔵小山商店街パルムが終わると、都道2号線にぶつかりますので、平塚橋の交差点を渡り、左手五反田方面に進んで2つ目の路地を右に入ると、もう戸越銀座商店街です。

こちらはアーケード型の商店街ではありません。個人の経営している多様な店舗が多いことが特徴です。
端から端までゆっくりぶらぶらとみるだけでもおもしろいです。
わたしが偶然にもたどり着いたのは、下の写真にある「地域起点ショップ ここから」でした。
戸越銀座駅を過ぎて、国道1号線を渡った少し先の右手にあります。

店内はそれほど広くはありませんが、全国の物産を取り扱っていて、珍しいものが置いてありました。
いくつかの食品は試食もさせてくれますし、店長さんも優しくて色々なお話をしてくださいます。
結局、おみやけとして買ったのはこちらです。

“函館牛乳カステラ”
「やっぱ、カステラには牛乳でしょ」
っていう固定観念を昔から持っていましたから、すでに牛乳が入っているカステラだから、
「これだ。これしかない」
と思って迷わず購入しました。
このお店だけではなく、読者の皆様のニーズに合わせてお買い物をされると、とても楽しく過ごせるスポットだと思います。
ぜひ一度、お出かけになってみてはいかがでしょうか。
(2024.5.25)
https://musashikoyama-palm.com/ (武蔵小山商店街パルムWeb site)
https://www.togoshiginza.jp/access (戸越銀座商店街Web site)
https://kokokara-shop.jp/shop.html (地域起点ショップ「ここから」Web site)
栗山丈のミニさんぽ 24 町田仲見世商店街

〜身近なおすすめスポット 24 町田仲見世商店街〜
今や「西の渋谷」とも言われる東京多摩地区南部にある町田は、若者も溢れる活気に満ちた都市です。
近代的なデパートや道路の拡充、駅の開発などがされてはいますが、昔からの街並みの様子が記憶に残っているわたしにとっては、商店街などの区画はそれほど変わっているとは今も思えないところがあります。
そして、古くから残る昭和のレトロな雰囲気で、今も元気に我々消費者を歓迎してくれるところがあります。
それは原町田4丁目にある「仲見世商店街」。

6、70mほどの短い屋根付きの商店街ですが、とにかくめずらしい飲食店に溢れ、ゆっくり立ち止まって眺めているだけでも楽しいです。
新鮮な昔ながらの魚屋さんもありました。

ただ、JR駅に近い側の入口には行列のできる小籠包屋さんがあるのですが、わたしの言った時は改修中で食べることはできませんでした。
この次来た時にはリニューアルを終えて、美味しい小籠包を味わえますように。
その他のお店を調べるには、下のwebsiteをぜひご覧ください。
(2023.7.23)
栗山丈のミニさんぽ 23 早川
~身近なおすすめスポット 23 早川〜
降りる人なんて誰もいないと思っていたら、とんでもない。家族連れやカップルが何かを求めるかのようにJR東海道線早川駅のホームはごった返しています。
次々に小さな改札口を抜けて、一つの方向へ列を作って向かっています。
あまりの人の多さに少し待ってトイレを済ませ、後追いで歩くことにしました。


ここから3分程度で小田原漁港と言われている小田原漁業の中心地があり、観光客はこちらを目指していたわけです。
上の写真の案内図にもありますが、卸売市場の隣にはさかなセンター、またその近所には魚を食べさせてくれる食堂、スイーツ店などが軒を連ねていました。



お昼時でどこのお店も賑わっていて、入れるかどうかはわからない状況でした。
でも、外側からくまなく店を探していると......

一店舗だけ異様に空いていましたので、「これはチャンス」と思い、迷わず飛び込みます。
どうも店の入口が目立たないようで、観光で来た人たちは気付かないようなのが逆にラッキーだったのだと思います。
そして連れ合いが注文したのはシラス丼(1,350円)、

そしてわたしが頼んだのは、コレ

極上の海鮮丼(1,650円)です。
まぐろ中トロ2枚、ネギトロ、サーモン2枚、ハマチ2枚、カニの卵が入ってました。
美味しいものを食べるときは、無心になれる幸せな時。久々の贅沢にもう大満足でした。
そのあとは魚やお土産の販売コーナーでいろいろとウインドショッピングをして、お魚の骨せんべいを買いました(写真下)



食べたら、小田原までぜひ歩いて散策してみてください。街ののどかな様子やかまぼこ通り、小田原城、小田原文学館など見どころは満載です。(小田原の情報は「栗山丈のミニさんぽ8、14」にも掲載しています)
(2024.4.29)
(小田原さかなセンターwebsite)
https://dhjv.waremowaremoto.com/
(寿司・定食いこい関係サイト)
周辺の見どころをご紹介しています。この場所と併せてまち歩きができますので、ぜひご覧ください。
https://kuriyamajo.hatenablog.com/entry/2023/09/03/112456
栗山丈のミニさんぽ 22 阿佐ヶ谷

〜身近なおすすめスポット 22 阿佐ヶ谷〜
「阿佐ヶ谷姉妹がその辺り歩いていないかな(笑)」と思いつつ、やって来たのが阿佐ヶ谷の街。今はわからないですが、阿佐ヶ谷に本当に住んでいたらしいです。タレントの某Mさんも「中央線沿線はおもしろい」とあるテレビ番組で言っていたのを見ましたが、本当そう思います。
もちろん、好きな古本屋めぐりも目的として歩きたいと思います。
さて、お昼は世尊院前のモスバーガーで、手軽にモス野菜バーガーとホットコーヒーで済ませて街の散策に出ました。
世尊院前の交差点を東に進むと、早速、阿佐ヶ谷大神宮が現れました。


説明書きを参照すると、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、須佐之男尊(すさのをのみこと)の古事記で言われる三貴士が祀られているといいます。
その先の境内には能舞台が設置されていて、薪能の催しが5月になされるポスターが掲示されていました。

本殿まで進んで参拝を済ませ、おみくじを引きましたが、[末吉]でした。まあ良くも悪くもない状況です。

次に大神宮を出て、427号線を北に向かって、例によって古本屋めぐりです。一件目はこの通り沿いにある銀星舎ですが、5分ほど歩いて到着しましたけれども、あえなく休業でした。

気を取り直して、次は松山通りにある古書コンコ堂に向かいます。
こちらは元気に開店していました。店内はそれほど広くはありませんが、とても入りやすい雰囲気で、多くの客で賑わっていました。

ここではふと目に留まった島田雅彦著『漱石を書く』(岩波新書)を購入しました。
夏目文学を現代の作家島田雅彦氏が登場人物を独自に分析する内容がおもしろそうです。

同じ通りにある次の店のネオ書房、こちらも残念ですが閉まっていました。

そして、最後の千章堂書店。昔ながらの古書店という感じですが、購入したい本は見つかりませんでした。

4件中、2件は休みで残念でしたが、何も目的を持たずに街を歩いてみても、ぶらりと巡る楽しみはあります。
未知なところで新しい発見を得る喜び。小さな幸せがつかめそうです。
きっと美味しいものもいっぱいあるんだと思います。
中央線沿線はやっぱり庶民的な味わいがあっていいですね。
(古書コンコ堂website)
(2024.4.27)
栗山丈のミニさんぽ 21 雑司ヶ谷・鬼子母神

〜身近なおすすめスポット 21 雑司ヶ谷・鬼子母神〜
いつも慌ただしく殺伐としている東京都内。そんな都内でも、点在的にほっこりできる場があるのもまた東京の特長なのではないでしょうか。お腹が空いてきたお昼の時間に、副都心線の雑司ヶ谷駅に降り立ちました。
地下鉄ですが、深い地下駅から地上に出ると
都電荒川線(愛称:東京さくらトラム)が並行して走っている位置関係にあります。
都電の踏切を渡って、鬼子母神の参道に向かうと、一番初めの写真を見ていただければわかりますが、高いけやきの木が左右に立ち並ぶ参道が......。
少し異世界に来た感じがしますが、新緑に覆われた落ち着きを感じます。

しばらく進むと左手の奥に鬼子母神本殿が見えてきます。境内は広くて、ちょうど今日はフリーマーケットの開催中でした。多くの出店者とお客さんで賑わっていました。


まず、周囲を見渡します。すると、なつかしや常設の駄菓子屋さん、そして、斜向かいにお団子屋さんがあるではありませんか。
「おせんだんご」と可愛らしいのれんと立て看板が出ています。
お店でも食べられるようになっていました。長い間、閉店していたのを地元の努力で復興されたということです。


お腹が空いていましたので、両店でそれぞれチョコボールとおせんだんご(あん、しょうゆ、お茶つきで640円)を買って、早速いただきました。
腹が減っているだけに美味しい。
説明書きにもありましたが、鬼子母神には多くの子がいたとされていて、おせんだんごの小さめの五つ刺しは安産と子孫繁栄の意味があるらしいです。


しばらくフリーマーケットをひと通り見て、おだんごだけでは物足りなくて、近所の鯛焼き屋さんが目に止まったため、いきなり飛び込むことにしました。
『ひなの郷』さん(写真下)になります。

そして、鯛焼きをゲットして頬張ります。

次は都電荒川線を挟んで反対側の商店街を見学することに行きました。すると、

「鬼子母神通り みちくさ市」と数々のノボリが上がっています。
よく見ると、道の両脇で古本のフリーマーケットが開催されていました。
古本屋めぐりが三度のメシより好きなわたしは目を皿のようにして一件一件見ていきました。





古本屋を経営している方もいらっしゃれば、個人で出店している方もおられるようでした。
先の鬼子母神のフリーマーケットもそうですが、品揃えは多くはありませんが、地域の商店街の活性化をねらった戦略として応援したいものです。
ささやかながら文庫本一冊、夏目漱石『漱石文明論集』を一件の店で買って、この場をあとにしました。
(参考:鬼子母神web site)
(2024.4.21)
栗山丈のミニさんぽ 20 名古屋城

〜身近なおすすめスポット 20 名古屋城〜
2日間の名古屋市内の滞在で、困惑したことがあります。まず駅がだだっ広く、駅前の出口、ロータリーなどの位置関係に迷ってしまいました。でも、よく言えば拓けたまちづくり、そして初めて接する独自の文化に新鮮な味わいも感じました。
名古屋の名物は味噌煮込みうどん、海老ふりゃあ、名古屋コーチン、ういろう等の数々が挙げられますが、味噌煮込みうどんと海老ふりゃあは食べてきました。
でも今回ご紹介するのはこちらです。

鮪小屋本店の鮪唐揚定食(1300円)です。場所は北側のユニモール地下街。名古屋駅からは近い場所です。鶏の唐揚よりしつこくなく、サッパリとしていたのでおすすめです。
名古屋城駅で降りて地上に出ると、もうそこは名古屋城内の入口です。




城内の敷地も広く、オシャレな飲食店、土産物屋さん、きしめん店もありますので、半日はゆっくりと過ごせます。
個人の入場の場合は入場料は500円。
本丸御殿は公開していて、城内の入場券で観覧することができます。
ただし、本丸は施設老朽化のため、立ち入りは禁止されており、地上から外観を鑑賞するだけになっています。
外から観るだけでも、この城が他のものよりも、規模が壮大なことに圧倒されます。


その他、この日は城内でつばきの鉢植え、切花の展示会が行われていました。この季節だけだとは思いますが...


また、城内には加藤清正公の石曳きの像を見ることができます。
当時、清正公は築城の際に石曳きの任務に割り当てられ、石垣の巨石の上に自ら乗り、音頭をとったと言われています。
城の周囲の街並みは非常に近代的なイメージが残りました。愛知県庁舎、市役所庁舎、愛知県警、国税局などが立ち並ぶ官庁街です。やはり名古屋市内は拓けているんですね。
https://www.unimall.co.jp/shopmap/cafe/78.html
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/access/
(2024.3.4)
栗山丈のミニさんぽ 19 愛知県岡崎市

〜身近なおすすめスポット 19 愛知県岡崎市〜
NHKの2023年の大河ドラマ「どうする家康」を一年間見終えて、どうしても岡崎城を見ておきたいと思って、岡崎までやって来ました。
家康公の生誕の地として有名ですが、降り立った名鉄線の東岡崎の駅一帯は穏やかで、暮らしやすい町のイメージがありました。駅前は飲食店が多く立ち並んでいます。
まず乙川に出ると、とても気持ちのよい開けた光景に巡り会うことができます。
河川はサイクリングやウォーキングができるように整備されているようです。
殿橋を渡って反対側のサイクリングロードをずっと西に向かって5分ほど進むと、岡崎公園が視界に入ってきました。岡崎城はこの公園内にあります。そのほぼ中央に岡崎城の天守閣がそびえていました。


城の入り口までたどり着き、入場券(大人300円、小人150円)を購入し、中に入ります。

1階から4階までは岡崎市の歴史、家康公の時代の岡崎市の城下町の様子などがうかがえる展示や映像などを見て岡崎城そのものを知ることができるようになっています。
その上が展望室で360度見渡すことができます。それほど高い位置ではありませんので、市内の近隣の街の様子がよくわかるようになっていました。


知らない街にやって来ると、初めての光景を目にできて、日頃のストレスを発散・解消できる効果があると思います。
わたしはこうしたまち歩きはいつもワクワクが止まらないほうのですが、今回も歴史を体感できる素晴らしさというものが読者の皆様にも伝わればとても嬉しく思っています。お近くの方はぜひ直接お出かけにもなってみてください。
https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/top
(2024.3.4)
栗山丈のミニさんぽ 18 愛知県犬山市

〜身近なおすすめスポット 18 愛知県犬山市〜
戦国時代は織田氏の所領であり、江戸時代には尾張藩付家老である成瀬氏の城下町として発展した愛知県犬山市。国宝犬山城とともに当時の町割りが現在も残っています。明治から数回の合併を経て、昭和29年4月1日に犬山町ほか城東村、羽黒村、楽田村、池野村の4村が合併して犬山市は誕生しました。
犬山は名古屋から名鉄の快速特急で30分ほどで行くことができます。名鉄犬山駅を下車して西口に降り立ちました。そのまま西に県道を400Mほど進むと、右側に急に賑やかな通りが現れます。ここが本町通りで、当時の犬山城下の風情漂う街並みが残っているので、犬山城に行くのはこの通りから行くのがおすすめです。



当時の家屋などを活用して、飲食店、雑貨店、お土産屋が建ち並び、観光客で賑わっていました。この風情を楽しみながら、まっすぐ600Mほど進むと、小高い山の上にそびえ立つ犬山城入口に到着しました。


登城入口に猿田彦神社、三光稲荷神社、針綱神社の三社が城の安全を見守るかのように並んでいます。この中の三光稲荷神社で旅の安全と商売繁盛を祈願して、城へと向かいました。少しだけ小高い丘にそびえる犬山城からは南側に犬山市内、西から北側にかけて木曽川を挟んで岐阜市を一望できる眺めが素晴らしいです。当時は名古屋城、岐阜城、清洲城などを監視しやすい位置にあることがわかります。


犬山城のみの入場は大人で550円、その他の文化資料館、どんでん館の入場券付が760円、その他の各種周遊券も取り揃えています。
まずは本丸の最上段へ。この日は日曜日ということもあって、40分待ちでした。しかし、待った甲斐があり、視界に飛び込んだ市内城下町と木曽川の遠景はとても素晴らしいものがありました。絶景を十分に堪能して、城内の茶店で休憩して甘酒を味わいます。

駅からずっと歩いて来て、疲れているときにこの甘酒は安らぎの一杯となりました。こちらではお土産品の販売も行っていますが、先ほどの本町通りでも、お店は多いので買うこともできます。
また、犬山市文化資料館(IMASEN犬山からくりミュージアム)も本町通り沿いにあるので、単独の入場料は300円ですが、先程の城内でセットで買うと割安になるのでお得になります。
(2024.3.3)
[歴史的な説明は犬山市ホームページより引用させていただきました]
栗山丈のミニさんぽ 17 亀戸

〜身近なおすすめスポット 17 亀戸〜
かれこれ30年ぶりくらいで亀戸駅を降り立ちました。夕方に日本橋で予定を抱えていたのですが、その前にコンサートプラン・クセジュ主催の「Christmas Songの時間」というコンサートが亀戸天神社近くのライティングハウスTOKYOで催されるので、早めに到着してまち歩きをしてそれから間に合わせようと思っていました。
亀戸に来たら、何と言っても気になるのは亀戸餃子です。北口駅前の先の細い路地を入ったすぐのところに「名代亀戸餃子本店」はあるのですが、早速行ってみると、ちょうどお昼時でギュウギュウに混雑していたので、コンサート鑑賞終了後にもう一度来てみることにしました。とりあえず、その近くのエクセルジオールコーヒーでサンドイッチとホットミルクで空腹をしのぎました。

そして、都道306号を北へ400mほど向かうと、亀戸4丁目の交差点の角に亀戸梅屋敷という観光スポットがありました。そこでは江戸下町の名産品の販売や観光案内などが行われていました。コンサートの開演時間に間に合わせなければならないので、こちらサッと見るだけにとどめて、次へ向かいました。


さらにこの交差点を錦糸町方面にまた400mくらい進むと、いよいよ亀戸天神社の正面入口が見えてきました。手水を済ませ、本殿をお参りをします。天神様は菅原道真公を祀っているため、一般的には学問の神さまです。しかし、祈ることと言えば、この先の仕事のことくらいで商売繁盛を祈願しました。



そして、開演前に天神社のすぐ左側の通りにあるライティングハウスTOKYOに到着。照明器具のショールームのような感じですが、グランドピアノがあり、サロン風のミニコンサートができるようになっています。アンティークな建物で中はとても落ち着いた空間です。



コンサートは歌唱力のあるメゾソプラノ、アルトの歌手の方々がピアノ伴奏や曲により打楽器を入れ、クリスマスの時期にちなんだ曲を披露するというスタイル。現代の作曲家の伴奏による編曲ものや関係作品も演奏され、クリスマスにちなんだ曲もこれだけあったのかと思わせるほどで、なかなか聴きごたえのある曲が並んでいたと思います。
今回は未就学児の入場もウェルカムで、内容が非常にバラエティであり、会場内も主催者の進行で賑やかに進められました。観客に飽きさせないために、歌手の指導による全体での歌唱も織り交ぜる工夫もされていました。休憩時間中はドリンクとお菓子のサービス付き。最後まで楽しめる内容でした。
子供も保護者と一緒に椅子に座って聴いていたようでしたが、時間とともに座っていられなくなりましたね。保育エリアみたいなマットを敷いたスペースなどがあってもいいかもしれません。
コンサートを十分に堪能をしてから、街の光景を観察しながら亀戸駅に向かいました。天神社の周囲にはそれに関係する名産品を売る店もあります。目についたのが、“天神煎餅大野屋”の看板を掲げた煎餅屋さん。多種多様な商品が陳列されているのが外から見てわかったが、店内に入らずに先を急ぎました。

午後3時30分。さて、今日どうしても食べたかった亀戸餃子。果たして店は入れるのだろうか? 不安な気持ちで到着して店のなかを覗いてみると......
やっぱり満員でした。ガックリと肩を落として、次の用事まで1時間しかないのであきらめようと近隣の商店街を歩いていると、なんと「餃子」という看板を発見。“亀戸餃子藤井屋”とあります。すかさず近づいてみると、確かに亀戸餃子を食べさせてくれるお店で、店内に客は3人のみ。これは入るしかないと思って、注文したのが写真の
バリバリ餃子のミックス定食 690円
レモンサワー 430円
餃子本来の野菜と肉のうまみが口のなかに広がり、感動的な美味しさでした。亀戸に来た折にはぜひ食べてみることをお勧めします。



次の私用にも何とか間に合ったし、今回は素晴らしいまち歩きができました。ここには書かませんでしたが、カフェで作曲していた時に優しく声をかけてくださったピアノをしているお嬢さんなど、いい出会いにも感謝したいと思います。また、コンサートにお誘いいただいたSさんを始め、音楽仲間の皆さんにも心から感謝を申し上げます。
(亀戸餃子藤井屋)
(2023.12.2)
栗山丈のミニさんぽ 16 横浜山手 神奈川近代文学館
〜身近なおすすめスポット 16 横浜山手 神奈川近代文学館〜

港の見える丘公園内の神奈川近代文学館で2023年11月26日(日)まで「井伏鱒二展」が開催されていたので、見学に行って来ました。根岸線石川町駅で下車し、元町を経由して、貝殻坂を登って山手町の山手本通りまで上がって行く。...がその前に少しだけ寄り道。1888年からの老舗、創業135年の「ウチキパン」です。

店内は購入店舗型でイートインできるスペースはありません。多くの客がいて繁盛しているので、カレーパン(200円)、あんドーナツ(200円)を速やかに購入して、近くの公衆ベンチで座って食べました(買ったパンの写真は無し。撮り忘れ)。



貝殻坂を登り切って、山手本通りを歩くと外国人墓地が歩道沿いに異色なイメージで視界に広がり、横断歩道を渡り切れば、港の見える丘公園に到着。公園内の草木はよく手入れがなされていました。港の展望できるところから海を見下ろしてみるが、陸地のビルと海の光景はザワザワとしていて、眺めがいいとは決して言えません。



大佛次郎記念館を超えて、霧笛橋を渡れば公園の一番奥の静かな木立の一画に神奈川近代文学館はひっそりと姿を見せます。中に入ると、神奈川にゆかりのある作家の常設展と井伏鱒二展に分かれていました。
井伏のほうはかなりの原稿や手紙、パネルなどの資料の展示がされていて、他の文豪や批評家らとの広い交流が窺われます。井伏自身が好かれる性格から、幅の広い交流関係があったのではないかとも推測ができます。笑った顔は何とも愛嬌があって、ほとけ様のような顔立ちに思わず手を合わせたくなってしまうほどでした。

最近はまた、井伏の作品を本屋ではコーナーを作って、プチ井伏ブームでもあるらしいです。長年、荻窪に住んでいた旧家もまだ残っているというから、お近くの方は散歩がてらに見に出かけるのもいいかもしれません。
(2023.10.6)
